丹波篠山市気候非常事態宣言

更新日:2022年06月01日

宣言書を手にする酒井市長と森本市議会議長

近年、世界各地で増加する記録的な高温、豪雨、干ばつなどの異常気象は、私たち人類の生命を脅かしており、その要因が人間である可能性が極めて高いとされています。
異常気象をもたらす地球温暖化は、丹波篠山の豊かな自然や多様な特産物にも影響を与える身近に迫った危機です。
丹波篠山市では、こうした気候の危機的な状況を市民、事業者等の皆さんと共有し、ともに行動していくために、令和4年1月5日に市長と市議会議長が「丹波篠山市気候非常事態宣言」を行うとともに、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指すことを表明しました。

宣言にあたっては、市内のCO2排出量の約3分の2を占める事業分野の排出削減を促すため、団体・事業者等に賛同を呼びかけ、たくさんの賛同をいただきました。
今回の宣言を機に、官民が連携して積極的な温暖化対策を進めていきます。

「気候非常事態宣言」とは

国や、自治体、学校、団体といった組織が、気候変動が異常な状態であることを認める宣言を行うと同時に、気候変動を緩和するための積極的な政策を打ち出すことによって、市民や事業者などの関心を高め、気候変動への行動を加速させるものです。世界中で千以上もの国や自治体に広がっており、日本でも宣言する自治体が増加しています。

丹波篠山市内のCO2排出量と削減に向けた取り組み

丹波篠山市内の部門別二酸化炭素排出量

丹波篠山市では、市内のCO2排出量を376.7kt-CO2(2013年度)と試算し、部門別の割合は右図のとおりとなっています。
気候の危機的な状況を回避するためは、市民、事業者、行政等が一体となってCO2の排出削減に取り組んでいく必要があります。丹波篠山がこれからも魅力にあふれ、私たちや子どもたちがこれからも安全に住み続けられる街であるために、「今すぐ」できることから取り組んでいきましょう。

丹波篠山市の方針

2050年ゼロカーボンの実現に向けて、市は次の5つの方針により率先してCO2の排出削減に取り組んでいきます。

1.2050年ゼロカーボンの実現に向けて、エネルギーをつくり、かしこく使うまちを目指します。
2.ごみを減らし、資源としてうまく循環させるまちを目指します。
3.豊かな自然環境のもとで人と生きものが共生するまちを目指します。
4.災害による被害を軽減するまちを目指します。
5.みんなが気候変動を正しく理解し、積極的に行動するまちを目指します。
※取り組みの詳細は、「宣言の概要(PDFファイル:2MB)」の7ページから12ページでご確認ください。

Tambasasayama 12 actions ≪丹波篠山気候変動アクション≫

気候変動は一人ひとりの日々の心がけと積極的な行動で緩和させることができます。丹波篠山市では、2050年ゼロカーボンの実現に向けて、今すぐ取り組める気候変動対策行動を「Tambasasayama 12 actions ≪丹波篠山気候変動アクション≫」として推進しています。

事業所でできる取り組み

丹波篠山市では、工場や事業所などの事業分野でのCO2の排出削減に向けて、今回の宣言に賛同いただける事業所等を募集し、多くの賛同をいただいています。(丹波篠山市気候非常事態宣言 賛同者一覧(PDFファイル:95.6KB)
事業所からのCO2削減に向けて、次のような取り組みを進めていきましょう。

【事業所でできるCO2削減に向けた取り組み】
・適正な冷暖房温度の設定・夏冬のエコスタイル
・節電・節水
・省エネ・新エネ設備機器の導入
・環境配慮製品の積極購入
・敷地の緑化
・自動車利用の抑制・エコドライブ
・ごみの再資源化

※気候非常事態宣言に賛同いただき、CO2の排出削減に向けて市と共に積極的に行動していただける事業所・団体等を募集しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

家庭でできる取り組み

2019年度家庭からの二酸化炭素排出量

国の機関では、家庭から排出されるCO2の内訳を右図のように試算しています。
一人ひとりが行う小さな省エネの取り組みでも、多くの市民が取り組むことにより、CO2削減の大きな力になります。省エネは家計にも優しくお得につながります。次の取り組みを参考に、地球にも家計にも優しい取り組みを進めていきましょう。

家庭でできる取り組み
  省エネのポイント CO2削減量 家計のお得
テレビ テレビを見ないときは消す 8.2kg 450円
  画面の輝度を下げる 13.2kg 730円
照明 電球形LEDランプに取り替える 43.9kg 2,430円
エアコン 夏の冷房時の室温を28℃に設定する 14.8kg 820円
  冬の暖房時の室温を20℃に設定する 25.9kg 1,430円
お風呂 間隔を開けずに入浴する 85.7kg 6,190円
  シャワーはこまめに止める 28.7kg 3,210円
冷蔵庫 ものを詰め込みすぎない 21.4kg 1,180円
  無駄な開閉はしない 5.1kg 280円
  開けている時間を短くする 3.0kg 160円
  設定温度を「強」から「中」に下げる 30.1kg 1,670円
電気ポット 保温せずに利用のつど再沸騰させる 52.4kg 2,900円
ガスコンロ 火が鍋からはみ出ないように調整する 5.3kg 390円
炊飯器 保温は4時間までとしレンジを併用する 26.9kg 1,240円
温水洗浄便座 使わないときはフタを閉める 17.0kg 940円
自動車 こまめなアイドリングストップ 40.2kg 2,480円

上記のすべてに取り組むと、1世帯年間で約422kgのCO2、26,500円を削減できます。

市内の全世帯(17,580世帯(令和3年12月末現在))で取り組んだ場合、約7,419,000kg(7.419千t)(市内排出量の約2%)のCO2を削減できることになります。

※数値は一定条件下での年間削減量の概算です。条件の詳細は、資源エネルギー庁省エネポータルサイトでご確認ください。

「うちエコ診断」を受診してみませんか(無料)

公益財団法人「ひょうご環境創造協会」が実施する「うちエコ診断」を利用することにより、各家庭のライフスタイルに合わせた省エネ・CO2削減対策の提案を受けることができます。診断は無料で、診断に要する時間は45~60分程度です。詳しくはこちらのページでご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

農村環境課 創造農村室
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(本庁舎 2階)

電話番号:079-552-5013
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