【報告レポート】令和5年度 環境みらいパートナー事業者表彰式・研修会
令和5年10月24日に、環境分野のSDGsの目標達成に向けた取組を行う市内事業者「丹波篠山環境みらいパートナー事業者」の表彰式、事例発表会、研修会を丹波篠山市民センターで行いました。
令和4年度中に優れた取組を行い、賞を受賞された事業者と、研修会についてご紹介します。
令和5年度 環境みらいパートナー事業者表彰
受賞者の皆さん
1.オカダ電工 岡田 政光(おかだ まさみつ)さん
岡田 政光(おかだ まさみつ)さん
省エネ行動の推進や近隣への環境保全活動の継続
「うちエコ診断士」として活動され、市内で家庭における地球温暖化防止対策のアドバイスや提案を20件ほど実施。
事業所のLED化、太陽光発電や蓄電池を備えた省エネ行動の推進、県道の環境美化などにも努められています。
2.東門建設株式会社 東門 知夕(とうもん ちゆう)さん
東門 知夕(とうもん ちゆう)さん
生物多様性への配慮、市内道路などの清掃活動
地域の環境や生活をよくしたい、地域活性化のために協力したいとの思いから、緑化の推進、生きもののすみかを守る「まほろば水路」の導入、国道周辺での清掃活動、小学校の奉仕作業や通学の見守りなどに取り組まれています。
3.株式会社大市住宅産業 大前 裕樹(おおまえ ひろき)さん
大前 裕樹(おおまえ ひろき)さん
丹波篠山の景観になじむ断熱性能を高めた家づくり
丹波篠山の景観になじむ屋根や外観の形成、県内産や市内産木材の活用、長期優良住宅の認定取得などを要件とした「丹波篠山の家」の普及促進に取り組まれています。
断熱性能を高めた家づくりの実践など、省エネにも配慮した建築に取り組まれています。
4.株式会社プリテック 堀 成志(ほり せいし)さん
堀 成志(ほり せいし)さん
バイオマス原料を使用した商品展開、環境配慮機器導入
プラスチック製レジ袋の有料化に伴い、バイオマス素材の黒さや用袋を年間4万枚製造し、丹波篠山のお土産用袋として利用されています。
グリーン購入法に適合した印刷機器を導入し、「製造業の作る責任」を意識しながら「何ができるか」を考えて事業活動に取り組まれています。
5.株式会社小田垣商店 小田垣 武(おだがき たけし)さん
小田垣 武(おだがき たけし)さん
農産物廃棄ゼロの取り組み、黒豆さや専用バッグの再利用
丹波篠山の自然の恵みを享受している会社であるとの意識を持ち続けておられ、割れ豆などの規格外農産物が廃棄とならないよう加工品として利用されています。
不織布で作成した黒さや専用バッグの再利用推進、保有施設への太陽光発電の導入にも取り組まれています。
6.日章アステック株式会社篠山工場 岸田 則幸(きしだ のりゆき)さん
岸田 則幸(きしだ のりゆき)さん
徹底したごみの再資源化、地域と連携した環境保全活動
資材梱包材の廃棄に伴う徹底したごみの分別化や資源の再利用に努められています。
長年にわたりホタルの保護を意識した河川の草刈りなど地域での環境美化の実践や、工場周辺に緑地スペースを設けた環境保全活動にも取り組まれています。
研修会
演題
ミライの暮らしとビジネスを 制約と進化から考える~ワクワク環境みらい都市の実現に向けて~
講師
ひょうご出前環境教室 講師 木築 基弘(きづき もとひろ)さん
木築 基弘(きづき もとひろ)さん
講師の木築さんは、長年にわたり但馬地方をはじめ、地域の再生可能エネルギー導入や持続可能な地域づくりにご尽力、実践されています。
兵庫県地球温暖化防止活動推進員、兵庫県環境審議会委員としてもご活躍され、県内各地でのご講演、地域内でのイベント実践などを通じて、情報を発信されています。
今回は環境分野のSDGsの目標達成に向けて、脱炭素化を目指したこれからの事業や地域づくりに必要な視点を学ぶ機会として研修会を開催しました。
脱炭素のはじめ方、CO2削減に効果的な取り組み、経費削減につながる最新情報の入手、市外事業者等の取り組み例や地域経済循環を促進する事業運営等についてお話いただきました。
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
農村環境課 創造農村室
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(本庁舎 2階)
電話番号:079-552-5013
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更新日:2024年01月11日