教755 持ち味を生かす 子ども相撲大会(教育長ブログR6.10.4)
市職員も地域住民の一員として、地域活性化やまちづくりに協力することは大事なことで、教育長も一住民として、自分の集落にある神社の秋季大祭の、子ども奉納相撲の行司役をやった。教育長が住む地域も、少子高齢化が進み、これまで続いてきた行事(伝統行事)の維持・継続には苦労している。今回の出場選手も5名と少なかったが、何とか実施して、出場した子どもたちはもちろん応援の地域の人々にも喜んでもらえ、おまけに30分間ほどの短い相撲大会の中にもドラマがあり、自分の持ち味(個性)を活かすことの大事さという教育的視点からも大きな気づきがあった舞台だったので、ここで紹介するじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
集落に住む子どもだけでなく、外孫等、村に関係がある子どもなら誰でも出場できる形で行事の継続を図り、勝敗に関係なく元気な子どもたちの姿を見せることが大事というコンセプトを説明して、子どもたちのやる気を引き出す(出場した子どもたちには、勝っても負けても同額のご祝儀を贈呈)。
控室で相撲回しを付けた子どもたちに、立ち合いの仕方やご祝儀の受け取り方を教えた後、「子ども力士入場~」と大声を張りながら、土俵まで豆力士たちを先導した。
5人総当たりで相撲が始まって直ぐに、一人の子どもが負けた後に固まってしまった。負けたのが悔しかったらしく、目には涙が浮かんでいた。「勝つこともあれば負けることもある。次がんばりや」等と声をかけながら、しばらく見守った後、土俵下に導いた。
土俵上の硬い雰囲気を和ませてくれたのが、ひょうきんな動きで場を盛り上げたちびっこ力士や、その後に見せ場をつくってくれた元気力士たちだった。涙を見せた子どもも復活して、元気な相撲を見せてくれた。
勝敗は関係ないといっても悔しさを表した純粋な子ども、機転を利かして場を盛り上げた子ども(行司のマネ等もやってました)、その場の空気に飲まれずさっそうと相撲を取る子どもたち等、自分の持ち味を活かした若いエネルギーに心を打たれた。これからも、子どもたちの持ち味・個性・可能性を大事にしていくことの大切さや伝統行事を何とか工夫して維持していくことの価値、さらには自分の持ち味を活かして地域づくりに参加することの意義等を再認識した、秋の一コマでした。

















更新日:2024年10月04日