教757 新しい形を模索 八上スポーツフェスティバル(教育長ブログR6.10.8)

更新日:2024年10月08日

かつては単独で実施することが多かった地域(小学校区)の運動会を、どのような形で実施するかの模索が市内各地で続いている。八上地域でも試行錯誤が行われていて、7年前から地域の体育常任委員として、新しい運動会の形の検討をしてきた教育長だが、本年度の運動会(八上地域ではスポーツフェスティバルと呼んでいます)の様子を紹介すると共に、今後に向けての課題を考えてみたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

全市的に子どもの数や地域住民の減少、ライフスタイルの多様化等を受けて、これまで通りの種目や実施形態での運動会(地区体育祭)を維持できない地域が出てきている。

 

学校においても、運動会や体育祭を授業の一環として、その成果を発表する場としてとらえ、特別に何日もその稽古や準備に費やすという考え方は変わってきている。

 

こうした流れを踏まえ、八上地区では7年前に、それまでは別の日に実施していた小学校の運動会と地域の運動会を、スポーツフェスティバルとして同じ日に開催することにした。学校も地域も単独開催より種目数は減ったが、選手集めに苦労していた地域にも練習の過度な負担を減らしたい学校にもメリットはあった。

 

しかし、班をそれまでの7班から4班にしたことで班の一体感が希薄になったり、地域の種目にも選手として参加しなければならない保護者から、子どもの応援に専念できない等の苦情が出た。

 

その後、班をもとの7班に戻したり、種目の数や内容、配置を見直したりして(盛り上がるけど練習が必要な「ムカデ競争」の中止や午前を小学校種目優先にする等)改善を重ね、本年度は完全に午前中は小学校(幼稚園)、午後は地域に分けて実施する形で実施(試行)した。

 

午前と午後の主体は分けるが、地域と学校が一体となって、地域づくり人づくりに取り組むというコンセプトは変わらないので、午前の学校の部から「小学校運動会」ではなく、「八上スポーツフェスティバル」として実施し、朝から地域の人が地区ごとにテントを立て(午前は保護者が中心でそのテントで応援)、開会式にも地域の人が子どもたちの横に並んで、準備体操まで一緒にやった(自治会長・まち協役員・体育委員中心ですけど)。

 

11時30分頃小学校の閉会をやって、その後、子どもは保護者(地域)に引き渡されたが、12時30分から始まる地域の部にも子どもが参加する種目もあって(玉入れ・リレー・大縄跳び等)、多くの子どもたちが最後まで残っていた。地域の部で朝礼台の上でラジオ体操をやって間違ったり、青空ボールデモンストレーションで教頭先生と男同士手をつないで張り切る姿も見られてしまった。

 

今後は、今回の試行結果を踏まえて、次回以降のやり方を決めることになっているが、個人的には、子ども・地域住民合同でやった「玉入れ」で、小学生が先に入れた後、籠の高さを上げて大人がやるのを、同じ班の子どもが周りで応援する「玉入れ」競技が、学校と地域が一緒にやる価値を象徴しているように思う。


 

八上地域以外でも、地域の運動会・体育祭・スポーツ系行事を今後どのようにしていくか(小学校との同日開催:午前と午後を分ける、分けずに一体として実施、別日開催、運動会以外の形で実施等)の試行・模索が行われている。時代の流れと共に、実情に即した形を模索するのは、どの分野でも大事なこと。この模索が各地で行われていることを嬉しく思います。

八上スポーツフェスティバル1
八上スポーツフェスティバル2
八上スポーツフェスティバル3
八上スポーツフェスティバル4
八上スポーツフェスティバル5
八上スポーツフェスティバル6
八上スポーツフェスティバル7
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八上スポーツフェスティバル9
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