教767 でも大丈夫 若年性認知症映画「オレンジ・ランプ」(教育長ブログR6.10.23)
先日、市民センターで認知症についての市役所長寿福祉課の話を聞き、若年性アルツハイマー型認知症と診断された営業マンと、寄り添う妻の姿を描いた『オレンジ・ランプ』という映画を観た。認知症は誰でもなるかもしれないもので、それについて正しく理解することと、認知症になっても(他の病気でも)自分にできることは自分でやっていきたい、周囲の適切な助けがあれば何とかやっていける(「認知症になって不安はいっぱい、でも大丈夫」)という当事者の気持ちを大事にすることの大切さを学んだじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
認知症とは、いろんな原因によって脳の働きが低下し、社会生活や日常生活に支障が出ている状態を言い、「昨日の晩ごはんは何を食べたかな」等と体験の一部を忘れる『加齢によるもの忘れ』とは違い、「晩ごはんを食べたかどうか」という体験の全体が抜け落ち、もの忘れの自覚自体がない。
認知症の最大の原因は加齢であり、65歳以上の高齢者の認知症高齢者数は2025年には20パーセントになるとの推計もあるほどで(内閣府平成29年高齢社会白書)、誰がなってもおかしくない。
映画では39歳で若年性認知症と診断された主人公に対し、妻や子ども達、会社の同僚やフットサル仲間等周囲の人は、最初は「(認知症になったら何もわからなくなるから)何でもしてあげる」という接し方で、それが本人のためと思っていたが、次第に「本人のやりたいことを尊重する(そして助けを求められた時にだけ手助けする)」方向に変わってくる。
そのことで、主人公に笑顔が戻り、仕事を続けながら、認知症についての講演会講師や相談業務も担当するほどになり、何年も認知症と付き合いながら生きていく姿が描かれていた。
実話に基づいた映画ということだが、教育長は上映中何度泣いたことかわからない。心に響く映画から、「認知症の人でも(他の病気や障がいを抱えた人でも)、その人の出来ることやしたいこと(意思)を大事にしていくこと」や「(しんどい状況になっても)『でも大丈夫』と未来に希望を持って笑顔で生きていくこと」の大切さを学ばせてもらった。
※追伸 映画中は撮影禁止でしたので、認知症フォーラム入り口の様子と最初のあいさつと説明の様子で、映画の写真はありません。すみません、『でも大丈夫』。
又、明日と明後日は近畿都市教育長会議で新宮市に行かせていただきますので、教育長ブログはお休みさせていただきます。すみません、『でも大丈夫』。













更新日:2024年10月23日