教834 身近な人を大切に 世界平和アピール七人委員会講演会(教育長ブログR7.2.12 )
丹波篠山市出身で平凡社を創業した下中弥三郎氏が提唱した「世界平和アピール七人委員会」の講演会が丹波篠山市民センターであった。世界平和アピール七人委員会は1955年に発足し、国際間の紛争は武力によらず平和的な話し合いで解決すべきだという意見を表明し続けてきた不偏不党の知識人・文化人有志の会で、これまで湯川秀樹氏や平塚らいてう氏等も参加されている。2011年から丹波篠山市で、毎年各委員の持ち回りによる講演会が開催されており、本年度は作家の高村薫さんが講演されたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
高村薫さんは、世界平和アピール七人委員会委員の一人で、「日本を真の平和国家にするために」という演題で講演をされ、その後同じく七人委員会の一人である小沼通二さんがコーディネーターとなってパネルディスカッションがあった。
高村さんは、「戦後の日本は『平和で明るい日本、人権や平和』が声高に唱えられているが、人権尊重には程遠い現実がある」と、身近な差別の実態とその背景を語られた。講演やパネルディスカッションのお話から平和を実現するには何が大事かを考えるきっかけやヒントを頂いた。
教育長は、平和国家は人権が守られ差別のない社会が礎(いしづえ)であり、平和実現のためには先ず身近な人と仲良く暮らせる社会づくり、身近な人を大切にすることから始めなければならいと気づかされた。
この講演会には前回紹介した味間小学校6年生の野口君も参加しており、最後は彼も会場の皆さんも一緒に「世界平和への歩みを続けていきましょう」とエールを行った。道のりは遠くても、自分にできることから取り組んでいきたい。













更新日:2025年02月12日