教842 世界は一つ 篠山国際理解センター30周年(教育長ブログR7.2.25 )
特定非営利活動法人篠山国際理解センターが、前身の丹南国際理解センター設立から、今年で30周年を迎えられる。当センターは、市内在住の外国人住民の支援(日本語教室「うりぼう」、生活支援通訳派遣等)や国際理解教育推進(多文化共生セミナー等)、国際交流推進(世界井戸端会議等)の先頭にたって、外国人市民も日本人市民も共に暮らしやすい地域づくりに努められてきたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
教育長は国際理解や外国語・外国文化に興味があり、かつては自宅に当時勤務していた高校のALTを招いたり、生徒を伴って来日した姉妹校の先生をお泊めしたりしたこともある。
市内学校に在籍する外国人児童生徒も増えており、今後ますます国際化していく中で、国籍にとらわれず一人の人間として親しく仲良く付き合っていける社会を創っていきたい。少し交流すれば、同じ人間として心が通じ合い、世界は一つ、人類は皆きょうだいというのが実感として分かるはずだ。
そんな気持ちを込めて、「30周年記念誌」に寄せる原稿を書いたのでご覧ください。写真は校長時代にオーストラリアからの短期留学生を前に日本文化の舞を披露して留学生と一緒に撮った写真や、あいさつ文に書いた『ズンタッタッタ』のギャグを披露する教育長です。
地球は一つ
丹波篠山市 教育長 丹後 政俊
特定非営利活動法人篠山国際理解センターが30年の永きに渡り、国際理解教育や国際交流、外国人住民の支援等幅広く活動され、外国人も日本人も共に暮らしやすいまちづくりにご貢献されてこられたことに、心よりの感謝を申し上げます。
帰国・外国人児童生徒数は全国的に近年増加傾向にあり、丹波篠山市においても10年前と比べると3倍程度に増え(2024年度は43名)、多国籍化も進んできています。その子どもたちの母語通訳や翻訳支援等において、本市では県の基準を超えた手厚い支援を行っていますが、これも貴センターの存在とご支援があればこそと感謝いたしております。
私もかつて勤務していた高校で、短期交換留学の引率として豪州にホームステイして以来、外国語や外国文化に興味が湧き、本市に着任したALTに下手な英語で日本文化の説明をしたりしています。その際、お決まりのフレーズ「アイム スーパーインテンデント オブ エデュケーション(私は教育長です). マイネーム イズ タンゴ.」と言ってから、 『ズンタッタッタ』と口ずさむと、たいていの人は笑ってくれます。この時、地球は一つ「気持ちは通じる」と強く感じます。
丹波篠山市の教育では、きめ細かな指導で一人一人の資質を伸ばし、困りごとに寄り添う「一人一人を大切にする教育」を進めています。さらに、差別をなくし、自分の周りの人誰にもあたたかく接する態度を養い、地球に住むすべての人々の人権が尊重され、戦争のない平和な社会につなげていきたいと思います。
今後ますます国際化は進み、外国にルーツを持つ子どもや外国人住民は増えてきます。貴センターの果たす役割は、今後ともさらに一層重要になってきます。貴センターの益々のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。















更新日:2025年02月25日