教895 あこがれを力に 西紀北小学校・幼稚園(教育長ブログR7.5.23 )
丹波篠山市の草山地域にある丹波篠山市立西紀北小学校、西紀きた幼稚園の学校園訪問を行った。小学校は全校児童数26名の完全複式の小規模学校で、「北っ子式算数」や「ふれあい運動会」、「北っ子広場」や「楽市楽座」等、きめ細やかな支援や個々の教育的ニーズに応じた支援、地域と共にある学校づくりを進め、子どもたちの学力や豊かな心、体力の向上や郷土愛の育成を推進している(幼稚園は年長、年少組合わせて10名)。中でも学年・年齢を超えた交流で下級生が上級生にあこがれ、そのあこがれが心身の成長に大きな力を発揮しているじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
この日の授業参観は、体育館で行われていた小学校4・5・6年生の合同体育の「鉄棒運動」の練習の様子を見ることから始まった(最後にもう一度、体育館に戻り、各児童の技の発表の様子も見学した)。
体育館に設置された鉄棒を使って、準備運動の後、基本的な上がり技や回転技、下り技の練習を行い、その後「発表会」に向けた各自の発展技の練習に入る。各グループに分かれてタブレット等も活用して自分の技を振り返り、友だちからアドバイスをもらったりしていた。
もちろん個人差、学年差はあるが、全体として児童たちの鉄棒の技のレベルの高さに驚いた。手を放しての着地は多くの児童が行い、20回ほど連続で回転したり、最後の着地に「ひねり」を入れたりする児童までいて本当にびっくり。
なぜこんなことができるのか聞いてみると、西紀北小学校では昔から鉄棒が盛んで、児童たちは休み時間も練習し(教師も付きます)、何よりも先輩の技を見ているので、「自分もああなりたい」「やれば(練習すれば)できる」と下級生が挑戦するからだという。
「あこがれが教育に効く」というのが教育長の持論だが、その実例を見た気がした。他の授業や学校行事でも、異学年での交流や地域の人との交流が「あこがれ」を生み、子どもたちの成長につながっている。
1年生の算数や2年生の算数、3年生の国語は、子どもより訪問者の人数の方が多いほど少人数授業だったが、少人数を活かして一人一人の個性や学習状況に応じた「一人一人を大切にする授業」の様子を見ることができた。
幼稚園も小学校と同じく教師と子ども、子ども同士、教師同士の雰囲気がよく、その温かい雰囲気の中で一生懸命の活動が行われ、校長が学校教育目標にあげた「一人一人が輝き こころ豊かで たくましい北っ子の育成」が進んでいた。





















更新日:2025年05月23日