【結果報告】みんなで探そう!「市の鳥」大調査!
結果報告
「市の鳥」が制定されたことをきっかけに、令和3年7~9月、市民の皆さんにご協力いただき、「ツバメ(巣)」と「カワセミ」が、どこにいるのかを調べました。
のべ1,605人の方にご参加いただき、ツバメの巣は1,035件、カワセミは206件の報告がありました。
たくさんのご参加、ご報告ありがとうございました。
報告箇所の付近には、食物連鎖の中でつながっている他の生きものたちも生息していると考えられます。
ツバメとカワセミいずれも市内の広い範囲から報告があったことは、丹波篠山の自然の豊かさを示していると言えます。
調査の結果は、自然や生きものを守るための資料として活用していきます。
ツバメの巣:1,035件

ツバメ(巣)の分布図
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市街地・住宅地よりも、農村集落から多く報告がありました。
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巣作りに適した日本家屋が多く、巣の材料(泥や草)やエサの虫をとる田んぼが近い環境を好むためと考えられます。
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全国的には、エサの虫の減少によって、ツバメも減少傾向にあると言われています。市内の状況も注視する必要があります。
カワセミ:206件

カワセミの分布図
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河川の周辺を中心に、市内の広い範囲から報告がありました。
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にごりが少なくエサとなる小魚が多い豊かな水辺が、上流部だけでなく、市全域に広がっていることがわかりました。
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篠山城のお堀など、狭い範囲で複数の報告がありました。縄張り意識が強いと言われており、その傾向が伺えます。
投稿写真ギャラリー
報告にあわせて、市民の皆さんから投稿いただいた写真をご紹介します。

調査にご協力いただいたみなさま:のべ1,605人
感謝の想いをこめて、調査にご協力をいただいた皆さまのお名前を掲載させていただきます(報告順に、ご了承いただいた方のみ掲載しております)。
- 黒枝豆と冷えたビール さま
- 太心 さま
- たかみん さま
- ほのか さま(3件)
- 篠山東雲高校自然科学部 さま(2件)
- 谷口功 さま
- オカン さま
- shibu さま
- 松本嘉久男 さま(2件)
- エンポウ さま(2件)
- 足立淳 さま
- まさき さま
- 岡田郁代 さま
- ちまき さま
- ひろ さま
- 中じま空と さま(2件)
- 多面的機能支払交付金事業に取り組む活動組織(86組織153集落)の皆さま
詳しい結果
詳細な調査結果は、こちらの調査レポート(PDFファイル:8.5MB)をご覧ください。
市の鳥「ツバメ」「カワセミ」の目撃情報を募集しています!
丹波篠山市では、「生物多様性ささやま戦略 ~森の学校復活大作戦~」を定め、まちの魅力の源となる生物多様性を大切にした地域づくりを進めています。
そのためには、丹波篠山市に、どのような生きものがいるのか、調べて、その記録を残していくことが必要です。
この調査では、市民のみなさんと一緒に、身近に見られる生きものを調べ、丹波篠山市の自然環境が今どうなっているのかを把握することを目的としています。
調査の結果は、ホームページ等で広く公開するとともに、自然や生きものを守る取り組みのための資料として活用していきます。
ご協力をお願いします。
調査への参加方法や見分け方など詳細は、
こちらのパンフレット(PDFファイル:1010.5KB)
をご覧ください。
調査対象
このたび「市の鳥」に選ばれた、「ツバメ」と「カワセミ」を調査対象とします。
市内で「ツバメの巣」と「カワセミ」を見かけたら、ぜひ報告してください。

ツバメ

カワセミ
実施期間
令和3年9月30日(木曜日)まで
※本年4月1日以降に発見したものは報告可能です。
参加方法
「ツバメの巣」と「カワセミ」見つけたら、以下のいずれかの方法で報告をお願いします。
1. WEBフォーム
下記リンク先の報告フォームに必要事項を入力して送信してください。
2. 紙の調査票
市役所・支所等で配布している調査票に必要事項を記入し、市役所に持参するか、ファックス等で送付してください。
調査票はこちら(PDFファイル:1010.5KB)からもダウンロードできます。
宛先
〒669-2397 丹波篠山市北新町41
丹波篠山市役所 環境みらい部 農村環境課(本庁舎2階26番窓口)
ファックス:079-552-0619
よくある質問
Q:巣立った後のツバメの巣を報告しても良いですか?
A:ぜひご報告ください。今年の状況について、備考欄に分かる範囲でご記入ください(5月ごろに子育てをしていた等)。
Q:すでに他の人が報告した場所を報告しても良いですか?
A:ぜひご報告ください。ツバメの巣の場合、報告が多いということは、人目につく巣づくりに適した場所である可能性があります。カワセミの場合、別の個体の可能性もあります。
Q:同じ場所でたくさん発見しました。どのように報告すればよいですか。
A:一つの報告の単位(記録する地点間の隣接距離)は、おおむね見渡せる範囲、同じ場所・建物を目安としますが、これより細かくても、あるいは粗くても全く差し支えありません。例えば、空間的に近くても、お互いに接続しないような水路、別の建屋で見つかっているのであれば、それは記録の価値があります。
この記事に関するお問い合わせ先
農村環境課 創造農村室
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(本庁舎 2階)
電話番号:079-552-5013
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2022年01月12日