令和3年度 農地まわりの鳥調査
丹波篠山市では、市民の皆さんに、身近な環境で見られる生きものの種類や様子をお知らせいただき、その結果をもとに、丹波篠山市の自然環境が今どうなっているのかを調べています。
令和3年度は「多面的機能支払交付金事業」に取り組む活動組織の皆さんにご協力いただき、「農地まわりの鳥調査」を実施しました。
なお、ツバメ(巣)とカワセミついては、市民の皆さんにご協力いただいた「みんなで探そう!『市の鳥』大調査」の結果も含まれています。
調査結果は、丹波篠山市の自然環境を守るための取り組みの資料として活用します。
結果の概要
86組織153集落1605人の皆さんにご参加・ご協力いただき、農地と関わりの深い4種の鳥の目撃情報をまとめました。
ツバメ(巣)
- 1035件の報告がありました。
- 農繁期に田んぼや畑などにいるウンカなどの害虫を食べることから「益鳥」といわれています。
- ツバメが生息していることは、エサとなる虫の存在など、生きものが豊かな環境であることを示しています。
カワセミ
- 206件の報告がありました。
- カワセミが生息していることは、エサとなる小魚やエビなどが生息でき、巣穴
を掘ることができる土手があるなど、豊かな水辺環境があることを示しています。
コウノトリ
- 51件の報告がありました。
- コウノトリが生息していることは、ドジョウやフナなどの魚類、ヘビ、カエル、
など、エサとなる生きものが豊かな環境であることを示しています。
キジ
- 487件の報告がありました。
- キジが生息していることは、エサの草の葉や実、昆虫などが生息しており、草刈りなどの管理が適度に行われている環境であることを示しています。
- 耕作放棄地が増えると、里に出やすくなることも指摘されています。
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この記事に関するお問い合わせ先
農村環境課 創造農村室
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(本庁舎 2階)
電話番号:079-552-5013
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更新日:2022年02月28日