令和5年度 自然に優しいひと工夫「エコアップ」調査
丹波篠山市では、市民の皆さんに、身近な環境で見られる生きものの種類や様子をお知らせいただき、その結果をもとに、丹波篠山市の自然環境が今どうなっているのかを調べています。
令和5年度は「多面的機能支払交付金事業」に取り組む活動組織の皆さんにご協力いただき、「自然に優しいひと工夫『エコアップ』調査」を実施しました。
調査結果は、丹波篠山市の自然環境を守るための取り組みの資料として活用します。
エコアップとは？
丹波篠山市では、個人や地域でできる自然に優しいひと工夫を「エコアップ」活動として、実施を呼びかけています。
「ごみ拾いに合わせて、一緒に外来植物の駆除も」など、普段の作業にひと手間加えることで自然を守り、そしてより良い地域づくりに繋がります。
結果の概要
64組織110集落の皆さんにご参加・ご協力いただき、実施状況や今後の取り組みについてお聞きしました。
エコアップの実施状況
水路に落ちた生きものが脱出できる工夫
- 取組例：水路への蓋掛け、石積み、環境配慮型水路の設置 など
- 23組織28集落83箇所から報告がありました。
水路の泥上げ時の工夫
- 取組例：泥や水草を少し残す/戻す、実施区間を年度で変える など
- 45組織68集落305箇所から報告がありました。
田んぼの中干し時の工夫
- 取組例：カエルの成長に応じた中干しの実施、江の設置 など
- 56組織82集落649箇所から報告がありました。
水辺に魚がいるときの工夫
- 取組例：石やU字ブロックを設置、堰板下段を通年設置など
- 34組織43集落105箇所から報告がありました。
水辺の作業に合わせて外来生物の駆除を実施
・23組織25集落46箇所から報告がありました。
小さな魚がいる水辺にカワセミの止まり場を設置
- 33組織35集落69箇所から報告がありました。
エコアップの意向調査（取り組みシート）
取り組み内容別の意向
実施の可能性
関連ページ
この記事に関するお問い合わせ先
農村環境課 創造農村室
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41（本庁舎 2階）
電話番号：079-552-5013
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更新日：2024年03月21日